2019年春夏ダメージ毛が気になる方必見!髪のオシャレはヘアケアが鍵!!
髪のダメージと問題
サロンでお仕事をしているとお客様から素朴な質問を
受ける事があります。
『髪が傷んだらなぜダメなんですか?』
一瞬考えましたが確かになぜでしょう?
答えは突き詰めたらスタイリングしても決まらないでは
ないかと思います。美容師でもダメージの激しい髪は
綺麗に見せるのは難しいのにお家でのスタイリングは
さらに難しいのではないかと思います。
髪が乾燥が決まらない原因
健康な髪は非常に強固な構造をもっていてダメージ毛
特有のひっかかり、ゴワゴワ、つやのなさ、広がりはあま
り気にならないと思います。これは健康な髪の毛は
髪表面にキズが少なく髪内部の水分やうるおい成分が
バランスよく髪内部にあるためです。また、この状態
は髪が水をはじく力(疎水性)が強く髪内部のうるおい
成分を流出させにくいため日常のダメージも受けにくい
ので扱いやすい髪と言えます。
反対にダメージのある髪はこの疎水性がないために吸水性
が高くなり髪内部のうるおい成分が流出していきます。
進行すると水分を吸収する力は強いのに保持する事が
できないため過剰に乾燥するようになります。ですので
外の湿度が高い日は湿気を吸収し、せっかく巻いた髪や
ストレートにしても乱れて決まらない事になります。
もちろんパーマ、カラーも無駄にさらにダメージが伴い
持ちが悪い、ムラが起こりやすい原因にもなります。
肌と同じように髪も乾燥は大敵なのです。
サロントリートメントとホームケア
お客様は髪の専門家ではないので自分の髪の状況が
わからない方が多いと思います。ホームカラーやお家で
のお手入れ状況により髪の状態によっては施術の中止や
延期をする場合もあります。近年サロンで使用される
パーマやカラーなどの薬剤はダメージが小さくなるよう
に作られていますがすでに大きなダメージがあると
それでもさらにダメージを進行させ切るしかなくなって
しまいます。
サロントリートメントはダメージの状態にあわせて毛髪
内外部の失われた成分のかわりとなる成分を浸透させ
内部補修(うるおい成分、強度の改善)、定着(シャンプ
ーなどで流出しにくくする)、外部保護(髪表面を補修し
て内部を守り手触りの改善)します。また圧縮蒸気を併用
する事で持続性をよくします。
またご自宅でホームケアもダメージの進行抑制に必要
なのですがダメージヘア用のシャンプー、トリートメント
変える事だけでもずいぶん変わります。今使っているもの
が気に入ってる方はサロントリートメントの持続性を
あげるホームケア用トリートメントを週に数回かわりに
使うものもあります。わからない事はサロンで訪ねて
みましょう。
ヘアケアと髪のオシャレの関係
写真のお客様はロングのダメージ毛でしたがトリートメン
トを頑張って半年でここまで改善しました。後ろ姿も
シンプルなストレートロングスタイルですが劇変して
見えます。これなら巻いてウェーブにしてもオシャレに
決まります。
すでにダメージがあっても諦める事はありません。
今年の夏に向け今からきれいになりましょう!!