【2019年モテ髪外国人風カラー】《バレイヤージュ》…ってなに??
ここ数年外国人風カラーというワードがすっかり定番化しましたね!
それに伴い去年~現在にかけてよく耳にする機会が増えたバレイヤージュ
どんな意味なのか、どういったものなのか、あまりイメージがつかない方も多いと思いますので今回は そんな‘バレイヤージュ‘についてまとめてみました!
Q,バレイヤージュってどういう意味?
「ほうきで掃く」という意味のフランス語です。
カラーの際に使用するハケをそれこそほうきで掃くように動かしてカラー剤を塗布する技術の事を指します
それだけではなんで流行ってるのかイマイチわからないですよね?そこで次です。
Q,どういうメリット、デメリットがあるの?
〇メリット
・ほうきで掃くような動作でカラー剤を塗布していくので境目がぼやけて自然につながる
・根本を暗め(もしくは地毛)にしやすいので伸びても気になりにくい
・立体感、柔らかい動き、束感を作りやすい
・髪の毛の長さをあまり選ばない←さすがにベリーショートや坊主の方ですと難しいですが(笑)
文字だけだとわかりづらいと思うので参考画像がこちら!!
こちらは毛先がブリーチ2回ほど。 つなぎ目をぼかしてグラデーション風に。カットのベースはワンレングスの外はねボブ。
こちらはもともと少し明るめだった毛先を活かして根本が伸びても気にならない&でもブロンドっぽく 束感のあるグラデーションでミディアムのボブ、表面に段がベースでワンカール仕上げです。
こちらは地毛ベースにコントラストがつくようにハイライト風に。重めのロングがベースです。
そしてこれが何回も通っていただいて少しづつ明るくしていった しっかりコントラストがつきつつもグラデーション状にハイライトの要素をいれこんだスタイルです。 レイヤーがしっかり入ったミディアムがカットのベースになります。
いかがでしょうか?
いろいろなスタイルに落とし込んでありますがどれもかわいいし、かっこいいですよね!
どんな雰囲気のお客様にもやり方を工夫すればフィットしやすいのも大きな特徴ですね^^
画像をご覧になられてお気づきになったかたもいらっしゃると思いますがこのバレイヤージュ、 ハイライトとグラデーションのいいとこどりなスタイルなんです!!
やり方しだいでハイライトのような束感を強調することも可能ですし、グラデーションのようにきれいな 色味を楽しむこともできます!
どちらかというとグラデーションをベースにハイライトの要素も…といったイメージでしょうか。
グラデーションもいいけど、ハイライトも捨てがたい…という方には特にオススメです♪
〇デメリット
・厳密には塗り方の名前だけど既存のほとんどのスタイルはブリーチが必要になる
・ブリーチをした場合その後、パーマや縮毛矯正が難しくなる
・基本的には明るめなスタイルなので会社や学校等で制限があると難しい
・来店時の状態、希望のスタイルによっては時間がかかるorお断りされる場合も…
明るさの差や、キレイな色味を出すためにブリーチをする場合が多いのですが、
ご存じの方も多いと思います、ブリーチをした毛にパーマや縮毛矯正をかけるのは難しくなって
しまう場合がとても多いです。
また明るくすると会社や学校で怒られる…というかたには正直あまり向いてないかもしれません汗
それと来店時は根本からしっかり明るいけど今回はしっかりコントラストをつけて立体感を強調したい場合は 一度暗くするステップを踏む場合がありますし、極度のダメージ毛の場合施術をお断りさせていただく 場合もあります。
いずれにしても実際ご来店していただかないとわからない部分も多々ありますので ぜひ担当の美容師さんと相談してみてください♪
気に入った画像なんかもお持ちいただくとイメージの共有もできるのでもしビビっときたものがあれば カウンセリングもスムーズにすすむのでオススメです◎
Q,どんな人にハマる?どの年代の方が多い?
ずばり外国人風カラー(グレージュやベージュ、グレーっぽい色)が好きな方の中でも 海外セレブや西海岸風の雰囲気が好き、という方には特にあってると思います。
ファッションとの相性は基本的にどのような洋服にも合いやすいと思いますが カジュアルすぎる(パーカーにスウェットパンツとか笑)だと少し合わせづらいかもしれないです。 まぁそのような恰好でも似合っちゃう人もいるので一概には言えませんが笑
年代でいうと20~40代前半くらいの方が多いと思います。
少し大人めなデザインになることが多いので10代後半の方、それと年齢により髪質が変わってきて 痛みやすくなったと感じる方が増えてくる40代半ば以降の方からのオーダーは少なくなる印象が ありますがあまり気にしなくてもいいと思います!
これをやりたい!と思ったらとにかく担当の美容師さんにぜひ相談してみてください。 無理なものは無理ときちんと言ってくれますし、完全再現は難しいにしろできるだけお客様のご要望 に出来るだけ沿うようにするのが美容師の仕事の一つだと僕は思いますのでぜひ相談してみてください♪
Q,料金やその後のケアなんかはどうすればいいの?
こちらもよくご相談いただきます。
まず料金に関してですがこれは美容院、今の状態、希望のスタイルによってまちまちです笑 目安としては15000~30000円のお店が多い印象があります。
結構な金額ですよね?
しかしこれは初回の金額だと思っていただいて大丈夫です。
なぜかというとブリーチワーク全般に言えることなのですが一度ベースさえつくってしまえば 髪が伸びてきて形がおおきく崩れるまではオンカラー(色をのせる、褪色してきたところに色味を補充する) だけで済むからです
もちろん毎回ブリーチをして常に同じスタイルをキープするのもいいですが 初回のみしっかりやってその後しばらくはオンカラーと時々カット、髪のダメージ的にも経済的にもオススメです
Q,外国人風カラーをオーダーしたけどなんか違う…
こちらもよくお客様からご相談いただきます。
他の技術でもイメージしていた仕上がりとちょっと違う場合もありますよね?
バレイヤージュをはじめハイライトやグラデーションで外国人風カラーをする際に 一番多くのご意見をいただくのが
赤みがイマイチ抜けきってなく、透明感や柔らかさがない
ということです。
これは日本人を含む東洋人の髪に多く含まれるユーメラニンという色素が残っているのが 一番大きい原因として考えられます
そこで近年日本の大手メーカーであるミルボンさんから出たアディクシーカラーという カラー剤を使うことで効果的に赤みを打ち消すことができます。
アッシュ系やマット系といったお色でも従来のカラー剤ではカラーした当日は良くても 後日色落ちしてきたときに黄色みではなく、オレンジがかった茶髪になってしまう場合が多く見られましたが このアディクシーカラーを使えばしっかりと赤みを打ち消してくれるのでオススメです。
特に毛質がツヤツヤかつサラサラストレートで赤みがなかなか取れない方、 あきらめていた透明感のある外国人風カラーが手に入ると思うのでご検討してみてはいかがでしょうか? 当然、当店でもアディクシーカラーの取り扱いはございますのでいつでもぜひご相談ください。
最後に
以上で僕なりに最近はやっているバレイヤージュについてお話してみました。
今回お話したことはあくまでも一例で、美容師さんの人数だけスタイルや考え方などもあると思うので いつも通われているもしくはカラーを得意としている美容師さんにご相談してみてはいかがでしょうか?
既存のハイライトやグラデーション、ワンメイク(全体を均一に染めるヘアカラー)に飽きてきた方、 ちょっと雰囲気を変えてみたい方ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
きっといつもと違う自分に出会えると思いますよ。
https://beauty.hotpepper.jp/CSP/bt/reserve/?storeId=H000452498&stylistId=T000570927